診療案内

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有病者歯科

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持病をお持ちの方も
安全に
歯科医療を受けられるように

浜崎歯科クリニックでは、地域医療機関との連携で
高血圧・糖尿病・心臓病・腎臓病・肝臓病などの病態を的確に把握して、
持病をお持ちの方に最適な治療計画をご提案しております。
様々な薬を服用中の方も安心して治療を受けていただけますので、まずはお気軽にご相談ください。

主な全身疾患に応じた
歯科治療について

血液サラサラの薬を
服用している方

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脳梗塞、心筋梗塞、狭心症など、いわゆる血栓症を患っている方は、抗血栓薬や抗血小板薬などといった、血液をサラサラにするお薬を服用されているケースが多く、そのような方の抜歯などの出血を伴う処置の場合、以前は血液をサラサラにする薬の服用を中止して歯科処置を行っていました。
しかし、薬の服用を中止することで、脳梗塞や心筋梗塞が再発するリスクがとても高くなることが疫学的に証明されています。
浜崎歯科クリニックでは、かかりつけ医療機関の主治医の先生との連携のもとに、患者さんの全身状態の把握を十分に行い、抗血栓薬の服用を中止することなく、安心安全な歯科治療を受けていただけます。

糖尿病の方

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糖尿病を患っている方は、血糖値のコントロール状態に応じた歯科治療を受けていただけます。
血糖コントロールを行いやすくするために歯周病管理を行ったり、低血糖発作予防のために、食事時間帯では診療予約をおとりしないといった配慮など、きめの細かい治療を心がけています。

高血圧の方

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歯科治療に対する痛みや恐怖と血圧の上昇は密接な関係にあります。普段、それほど血圧が高くない人でも緊張しがちな歯科医院で血圧を測れば普段より30~40mmHg血圧が上がることは珍しくありません。
浜崎歯科クリニックでは、無痛治療、ストレスフリーな歯科治療を心がけており、血圧が高めの方も安心して治療を受けていただけます。
また、血圧降下剤の副作用による歯肉の腫れなど、高血圧の患者さん特有の口腔内疾患に対しても診療いたします。

睡眠時無呼吸症候群の方

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「睡眠時無呼吸症候群」とは、文字通り睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。
睡眠中に「10秒以上呼吸気流が止まる状態」が何度も起こります。
当院では医科の先生と連携して、睡眠時に口の中に「スリープスプリント」と呼ばれる「マウスピース(口腔内装置)」をはめ込む治療法を行っております。
これは睡眠時無呼吸症候群の症状が重症でない場合に、眠っている間に下あごが少し前に出るように固定することで、気道を確保する治療法です。

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その他、腎臓病・肝臓病・骨粗しょう症治療中などの内臓疾患、全身疾患の方も
全身状態に応じた安全で適切な歯科治療を受けていただけます。

周術期におけるお口の健康管理

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全身麻酔での手術前後や
ガンなどでの化学療法、放射線療法中の方へ
全身麻酔での手術前後、またガンなどでの化学療法や放射線療法の治療中のことを周術期と言います。体に大きな負担がかかるために、今まで全く症状の出なかったお口の状態でも、虫歯や歯周病などが大きく腫れたり痛んだりすることも多く、また誤嚥性肺炎や口内炎なども非常に出現しやすくなったりと、何かしらのトラブルが出やすくなります。
それらが原因で手術や治療が中止・延期になったり、時には退院が大幅に延期になってしまうケースもあるのです。

入院中に起こる
主なお口のトラブル

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虫歯や歯周病の悪化
全身麻酔での手術前後、またガンなどでの化学療法中や放射線療法中は、体力が著しく低下した状態になります。そのため、今まで大丈夫だったはずの虫歯や歯周病などが大きく腫れたり痛んだりすることも多くなります。一番の問題は、これが原因で手術や全身的な治療が中止・延期になってしまうことです。

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誤嚥性肺炎
術後に飲み込みの機能が低下してしまうことや、全身麻酔での手術の際、口から気管内にチューブを挿管することにより、お口の細菌が肺に入り込んで発症するといわれています。

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歯のグラつきの進行
歯周病が進行した状態を放置したままでいると、入院中に歯のグラつきが増してしまい、全身麻酔での手術の際、気管内チューブを挿管できなくなってしまいます。

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多発性の口内炎
がんに対しての化学療法における代表的な副作用の一つです。化学療法時に使用する薬の種類や、化学療法のスケジュール等で口内炎出現の頻度や程度は変わってきますが、通常時に比べて口内炎出現のリスクはかなり高い状態にあります。たくさんの口内炎が一度にできてしまうと、痛みを伴うだけでなく食事などにも影響を及ぼしてしまいます。
こういったトラブルを防ぐために
入院、手術が決まったら、必ず歯科を受診してください!
浜崎歯科クリニックでは、手術や全身的な治療を円滑に行えるようにサポートし、
同時に術後の回復を早めて患者さんの早期の社会復帰を図るために、
周術期における歯科医療に取り組んでいます。

入院前に歯科で行う
専門的なケア

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医科の主治医と連携し、一人ひとりに対応
入院する前に歯科医院で行う治療とケアの目的は、入院中にお口のトラブルが起こらないようにすること、これが第一です。患者さんは、これから全身的な治療を控えている方、もしくは現在治療中の方がほとんどです。そのため、我々歯科医師は医科の主治医の先生と連絡を取り合って、現在患者さんの状態や今後の治療スケジュールなどを確認しながら歯科治療を行っていきます。しかしここでいう歯科治療は決して特別なことをするわけではなく、あくまで一般的な歯科治療の延長にすぎません。

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歯科医院での治療・ケアは全身治療の一環
まずはしっかり検査を行い、必要に応じて虫歯や歯周病などの治療を行います。またグラついている歯など、保存不可能な歯は抜歯をします。口内炎や誤嚥性肺炎に対しては粘膜の保湿保護や適切な口腔ケアを行うことで、その発生がかなり抑えられることがわかってきました。それでも口内炎等が多くできてしまった場合は、必要に応じて薬剤等を塗布することで、その悪化を抑えることができます。
入院前にこのような歯科的治療を済ませることで、入院してからの全身的な治療がスムーズにいくだけでなく、入院中の食事も楽しくできて、さらには治療後の早期の回復にも大きく寄与します。

入院前にお口のケアを
行うメリット

術後の合併症を予防
お口の中の細菌が肺に入って炎症をおこす誤嚥性肺炎や、歯周病の悪化などの合併症のリスクを減らします。
感染症のリスクを軽減
放射線療法や化学療法による免疫低下でおこる口内炎やお口の乾燥を軽減します。
入院中も楽しく食事ができる
口内炎などお口のトラブルによる痛みが軽減でき、入院中も美味しく食事をとることができます。
退院後も快適に過ごすことができる
入院中や退院後のお口のセルフケアを覚えることで、その後の生活が快適に過ごせます。
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